オミクロンの正体Q&A-53

【オミクロンの正体53】

①忽那氏は5類移行のデメリットとして、①感染者が動き回ることで感染を拡大させる、②確保病床がなくなることで「どの医療機関も診たがらない」ということが起こりえる、自己負担となることで検査せずに周囲に感染を拡大させる人や高い治療薬を拒んで重症化する人が増えるなどと述べていますが、そうなのでしょうか?新型コロナが5類に移行 メリットとデメリットは? https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230121-00333694

忽那氏は「5類への格下げ」は必ずしも良いことばかりではないと言っている」が、これは明らかに間違いである。『5類格下げ』で困るのは利益誘導してきた医療界などの利権者のみであり、『格下げない事による国民のデメリットは遥かに深刻』である。『大半が軽い喉風邪のオミクロン』で全例を入院させて濃厚接触者を14日間も座敷牢に入れているのは日本だけである。忽那氏は『濃厚接触で感染が拡大する可能性』を煽っているが、既に『オミクロンは世界的な無症候性パンデミックとして拡散済みの喉風邪』になっており、日常的に感染予防すれば良い。過去3年間もの過剰反応で『莫大な税金が無駄遣いされ、扇動者の懐』に転がり込んでいる。この様な不祥事を繰り返さない為に、5類に格下げて正常な医療を取り戻すことが緊急課題である。『オミクロンは喉風邪』なので、不要な検査や安全有効性の不明な緊急承認薬を止め、従来の保険診療で対応可能である。イベルメクチン(数百円)を売り渋る米国メルク社の『新薬モルヌピラビルは効果が低いのに9万4千円で公費処方されている。オミクロンには漢方薬の『葛根湯や小柴胡湯加桔梗石膏』が安全かつ有効である事も判明しており、藪医や利権者に騙されてはならない。

②東京都は『5類格下げで特措法の適用や要介護者の病床確保料がなくなるとコロナ患者を診察しない病院が増えることを懸念している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/1851f1d03e66dc78dedd5ceac40ffa6d3e864832

東京都の専門家会議は、これまで主流株だったオミクロンBA.5が半減して亜株のBF.7やBQ.1.1の感染が拡大する可能性があり、『冬には患者や救急車が増えるので満床に近い』と警戒している。「5類に格下げすると特措法が適用されず、要介護の高齢コロナ患者の行き場がなくなる。介護度の高い患者が入院すれば人手がとられて一般患者の受け入れが減るので、病床確保料が出なければコロナ患者を受け入れない病院が多くなり、患者の行き場がなくなる可能性がある。この事と『5類に格下げ』で全国民の生活を正常化する事は異なる次元で考えるべきである。「国税や都税を浪費してきた非科学的政治家や都知事は利権を考えずに解決策を考えるべきである。

日本人の大半は『政府がマスク原則不要にしてもマスクを着け続ける』としていることについて、先生はどのようにご覧になっていますか?・岸田首相がノーマスクで演説するも「今のままでいいが64%でマスク外せ警察を危惧。https://news.yahoo.co.jp/articles/bf1dcb27cdbaa1ff325c4d5ea84796fd3ebb2ad1

政府は5月上旬から「5類」に格下げし、これに伴い『屋内でのマスクも原則不要』とする方針だが、 茂木幹事長は「海外では屋内外でマスクをしている人をほとんど見ず、屋内もマスク不要にすべき」と述べた。

FNNの世論調査では

●原則不要とすべき 31.9%

●今のままでよい  64.4%

●わからない    3.6%

《マスク好きは一生着けてもよいが、外したい人の邪魔をするな》

《3割が外したら残り6割もやがて外すよ》

《無理に外す必要はなく、外したい者だけで良い》

『マスクを煽った専門家、マスク警察、岸田首相のダブルスタンダード』の罪は深いが、これが『日本人の実力であり、グローバル社会で一人負けする理由』でもある。

④-1忽那氏の記事はマスクが感染予防に有効とのデータに基づいている記述ですが、いかがでしょうか?感染者が飛沫防止のためにつけるのは有効とわかりますが、感染予防でマスクが有効だと主張する人々は何を論拠にしているのでしょうか?

医療現場や手術時にはN95マスクはある程度有効であるが、「新型コロナではマスクが無効なことが早い時期に大規模比較医試験で証明されており、『マスクが有効』との科学的エビデンスは無い。『感染力が旧型コロナの60・70倍にも増強したオミクロン時代』には息を止めない限り感染を防ぐことはできず、彼らと共存する以外の選択肢はない。

④-2 忽那氏の「海外ではオミクロンが日本より早く流行して免疫ができているので、海外ではもうとっくにマスクを外しているのに、日本はいつまで着けているんだ!」というのは正しくないとの主張は正しいでしょうか?

https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20230129-00334714

彼の発言は初歩的誤りである。現在、世界中がオミクロンで第8波を経験しており、国内外の免疫状態に大差はなく、忽那氏の発言は根拠が無い。マスコミで国民を煽って『子供の深刻なマスク依存症』を発症させた政府が「5類格下げ」で屋内外を問わずマスクは『個人の判断に委ねる』とした事は『責任逃れの政策ミス』である。忽那氏は『マスクは周りに感染を広げないための意味合いが強い感染対策』としているが、それは『クシャミや咳症状の強いインフルエンザ』などでの効果であり、『その様な症状の少ないオミクロンには無意味』である。同様の屁理屈で『子供は親の為にワクチンを打つべき』と主張して多くの医師から馬鹿にされた忽那氏が『日本人は第8波で過去最多の死数を記録し、未だに流行の収束が見えない』としているが、オミクロンの死亡率は国内外で等しく激減しており、『超過死亡の主因がワクチンである事は世界的に明白』にされている。オミクロン株にワクチンが無効な事も世界的に証明されており、彼は阪大教授としてこれ以上の虚偽発言をすべきでない。

⑤「マスクを着けないとコロナ犠牲者が増える」とする政府は『ある程度の犠牲は仕方がない』とのスタンスなのでしょうか?もしそうであれば『国民に明確に説明すべき』ですが、これは正しいメッセージでしょうか?専門家が『コロナ犠牲仕方がない』とするなら岸田首相はそう説明すべきか?」

https://news.yahoo.co.jp/articles/99b34e9eb8a6418b2fda15dea031a1aaa70dc33c

厚労省は昨年5月に「屋外では原則マスク不要、屋内でも会話がなく距離を確保できる場合は『不要』と改定」した。昭和大学二木客員教授は「政府は『ある程度の犠牲は仕方がない』とのスタンスなので、それを国民に説明するべきである。それをしない『マスク不要論は国民に間違ったメッセージ』となる。岸田首相の甘言にだまされず、今後もリスクの高い場所や高齢家族がいる場合はマスクを続けよう」と発言。

①mRNAワクチンの有効性で国民をミスリードした二木氏はファイザー社から多額の金を貰っている『利益相反者』であり、ワクチンに予防効果がないことが判明すると『最初からこの程度のワクチンと思っていた』とアッサリと前言を翻して嘘の上塗りをした。彼に岸田首相を責める資格はない。

②海外での会合や機内でノーマスクの岸田首相が『ノーマスクである程度の犠牲は仕方がない』と考えているとは思えず、悪魔でも『世論迎合型の政策』を行っているに過ぎず、国のリーダーとして不適格である。

⑥子どもにはマスクを着用させないことだけでも早急に決定すべきだと思いますが、いかがでしょうか。子どもにマスクを着けさせることのデメリットとして最も強調しなければならないことは何でしょうか?

https://news.yahoo.co.jp/articles/e5872cbf0a190d01772bd12b4d0983dddd195f5a

文部科学省が「身体的距離が十分とれない時は子供はマスクをすべき」とし、愚策の長期化で子どものコミュニケーション不足や脳の発育への悪影響が危惧されている。岸田首相は『5月上旬に5類へ格下げし、マスクも緩和する事』としたが、自民党内からさえ「マスクなしで卒業式や入学式を迎えるように時期を早めるべきだ」との意見が出ている。

古くより『顔色を伺う』と言われる様に、『表情は言葉であり、言語能力や人間関係を築く重要な情報』である。「脳の発育速度が大人より遥かに速い子供には『3年もの猿ぐつわ状態は取り返しのつかないダメージを与えている事』が脳科学などで深刻に危惧されている。『同級生や教師の顔すら知らない子供達が猿ぐつわ状態で卒業式を迎えること』は今後の社会的に大きな問題となる。この大きな負の遺産を抱えて生きていく若者達は、大人以上に『グローバル社会で一人負けする劣等人種』となるであろう。『幼少時の脳のダメージを取り返すのは困難である事』を政治家や教育者達は肝に銘じ、可能な限り早く子供のマスクを排除すべきである。

⑦新型コロナにおける専門家と政治家との関係で、先生は何が最も大きな失敗だったと考えますか?「科学と政治」の関係性の問題

https://news.yahoo.co.jp/byline/suzukitakahiro/20230128-00334792

安倍、菅、岸田の3政権でコロナ対策の説明役を担ってきた尾身会長が、『専門家の意見が無視されて政治判断された例」を述べた。

・全校一斉休校の要請:安倍政権2022年2月

→これに関しては『当時の状況からトップとしてそう判断してもやむを得なかった』と考えるべきである。

・感染拡大中に「Go To トラベル」を継続した:菅政権 

→これは阿部総理と同様に菅総理の判断が正解であった。

・濃厚接触者の待機期間を3日へ短縮した:岸田政権

→この『短縮』の判断も岸田政権の方が正解であった。

「専門家は科学的情報を与えることが使命であり、『政治家はそれを踏まえて俯瞰的視点で判断する事が使命』である。

この点では「菅政権時代に『非科学的な尾身会長が前面に出て発言していた事』は、『菅首相の指導力欠如』と『己のミッションを忘れて出過ぎた尾身会長のフライング的ミスリード』による『負の相乗効果』を来した

これに対して尾身会長は

・パンデミックでは科学的対策が不可欠→パンデミックでなくても当然

・政府の考えが専門家と異なる場合、政府はしっかり説明する必要がある

→専門家も『異なる判断への科学的コメントを述べるべき』

・今後、以下の点を考慮すべき

①政治や政策形成では科学技術に関する知識が必要

→当たり前の蛇足であるが、専門家集団にその知識が欠如していた

②政治や政策形成の経験を有する専門的役職の設置

→今回、その必要性を痛感した。

非常時に総理を補佐する科学担当補佐官の設置

→非常に重要であるが、現在の様な非科学的無能集団では役に立たない

④危機的状況で政府が情報発信する為の危機管理対応広報担当者の設置

→その必要性があり、俯瞰的視野で言語能力の高いスポークスマンが必要

⑧コロナで病院が丸儲けの構造が暴露されたが、これまで経営の苦しかった病院の立場から「今後もパンデミックを望んで大騒ぎすることが繰り返される」のではないでしょうか?・医師が自身の診療報酬公開、コロナ予算17兆円の影響で「9人診療しただけ」で3倍に「こんなにもらう筋合いない」

https://news.yahoo.co.jp/articles/4241bef1c4d683eadd11481a29d947aec1eeec10

その通りですねコロナ予算17兆円の影響で「9人診療しただけで3倍も!こんなにもらう筋合いはないと発信した医師の『不都合な真実』が注目されている。医療経済ジャーナリスト森田洋之氏は「使いすぎの新型コロナ予算に財務省が激怒」と解説した。その内訳は

・緊急包括支援交付金等(病床確保、医療従事者への慰労金):7.6兆円

・ワクチンの確保と接種:4.7兆円

・治療薬の確保:1.3兆円

・ワクチン・治療薬の開発等:1.3兆円

1年間の「子供教育費は4兆円、防衛費は5兆円、コロナ病床確保料が2年間で3兆円。平時であれば1病床で1日の入院診療売上3万5974円に対してコロナ集中治療室では12倍の43万6000円、高度治療室では6倍の21万1000円にもなり、病院経営が一気に好転して公立病院も大幅黒字に転じた。

2019年までの公立病院経営状況は984億円赤字が、2020年は1366億円黒字、2021年は3296億円黒字になった。「国は製薬会社と8億8200万回分契約したが、接種したのは3億2031万回で、4億5500万回以上のワクチンが未接種。総支払い額2兆4000億円のうち1兆2400億円以上が余った。『5類格下げ』に多くの医療関係者が反対している背景にはこの様なお金がある。日本のコロナ死の大半が平均寿命と同じで、新型コロナを特別視する理由は無い。日本だけ何時までこんな馬鹿げた事を続けるのか?

⑨因果関係の認定率が非常に高いが、これはどう解釈すれば良いのでしょうか?・新型コロナワクチン接種の62件を認定 健康被害審査結果を公表

https://news.yahoo.co.jp/articles/d04147116c1ecf3460c7b91d28ad0ef30f6a0712

厚生労働省は新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第二部会の審議結果を公表した。ワクチン接種した70件について因果関係を審議した部会は、62件を認定し、8件を否認とした。62件の内訳は、50歳代が28件、60歳代(19件)、80歳代(11件)、70歳代(4件)だった。障害内容は、発熱、脱水、腹痛、嘔吐、嘔気、下痢、発疹、軟便、血便、頭痛などの軽傷が主体である。 しかし、これらは全て軽症患者のみであり、『全国有志医師の会が実際に診ている重篤の副反応患者や死者が排除されており、実際の死者や重篤な被害状況を反映していない。厚労省は副反応被害者に真摯に向き合うべきである。

⑩米国FDAがコロナワクチン接種を年に一回にした本当の理由は何か?

https://news.yahoo.co.jp/articles/ccc08d654c397ea8ea4a6c908485cd24cf4f247d

米食品医薬品局FDAは『新型コロナ2価ワクチンをインフルエンザと同様に年1回接種する事』を提案した。この提案は『ワクチン接種の複雑さを軽減し、投与ミスを減らすが目的』としているが、接種回数変更理由としては合理性が認められない。FDAは『ファイザー社の驚くべき副反応被害試験結果』を75年間も隠蔽することを試みたが、裁判で敗訴して『1291種類もの有害副作用が発生しうる内部資料』を公表せざるを得なくなった。『緊急承認させたワクチンが世界中で凄まじい被害を出している事実』を隠せなくなり、隠蔽しようとした立場を弁護する為に『承認取消ではなく、年1回接種とした可能性』が考えられる。mRNA型ワクチンは基本的設計ミスであり、今後も全てのワクチンで全面的に使用禁止すべきである。

⑪-1 中国は多数の犠牲者を出しながらウイズコロナ政策をしているが、今は死者が増えてもいずれスウェーデンと同じ結果になるのでしょうか?

はい、パンデミックの歴史的経緯やウイルス感染の原理原則から大半の国々と同様に中国も既にそこに着地しつつあると考えられる。

⑪-2 中国のように感染爆発するとウイルス変異も高まり、恐ろしい変異株が誕生しやすいとしていますが、正しい見方でしょうか?・ゼロコロナ解除と春節大移動で「大進化」!〝未知の最強変異株〟は中国で出現する!?

https://news.yahoo.co.jp/articles/ad3c784df952d5c7854e5a1b79ab1c234a6954de

中国は「徹底的なゼロコロナ政策」を昨年末に解除して以来、PCR検査数も激減して感染者数が把握されていないが、春節大移動で〝未知の変異株〟が中国で出現すると考えられている。

感染者の母数が大きいとランダムに起こる変異のチャンスも増えるので「大進化」と呼ばれるダイナミックな変異が人口14億人の中国でも起こる可能性もある。しかし、過去3年間で出現したアルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株、オミクロン株は全て中国大陸以外で誕生している。現代社会はウイルスにとって国境なき世界である。米国で広がっているXBB.1.5(クラーケン)の元株のXBBは『複数ウイルスに同時感染した体内で生じる『組み換え体変異株』であるが、それでは説明出来ない『大進化』が3年間で5回(アルファ株、ベータ株、ガンマ株、デルタ株、オミクロン株)も起きており、ゲノム科学の専門家は人工ウイルスの可能性を疑っている。尚、「中国では昨年末からの1ケ月間に約6万人死亡した」とされているが、人口比で比較すると「毎日3~4000人以上が通常死している日本よりも遥かに少ない。

⑫「新型コロナが変異を続ければ、やがて病原性が低くなり普通の季節性風邪コロナのようにおとなしくなるというのは誤った考え方だ。病原菌が人類の都合良く変異する保証はどこにもないし、病原性が低いとされるオミクロンが最後である保証もない」というのは、免疫論からするとおかしいと思いますが、いかがでしょうか?・オミクロンの「次の変異」はあるか?

https://news.yahoo.co.jp/byline/ishidamasahiko/20230126-00334468

先日、60代で基礎疾患を持つヘビースモーカーの男性が隔離期間終了後に肺炎が悪化して亡くなった。新型コロナで2023/01/25までに世界で670万人以上が死亡している(WHO)。WHOは新型コロナを「懸念あるバリアントVariants of Concern ( VOC)」に分類してギリシャ語でα・δなどと命名している。これらは『感染力が増強したタチの悪い風邪コロナ』である。現在、WHOはオミクロンのみをVOCとしている。「病原菌の変異はランダムであり、人類に都合良く変異する保証はどこにもない」は事実であるが、そこに免疫系が介入すると『誕生しうるのはそれを回避した変異株が主』となり、ホストにとっては『相対的に弱毒』となる。これがロシア風邪やスペイン風邪が相対的に弱毒化しながら100年以上も人類と共存してきた理由である。

「病原性が低いオミクロンが最後」との保証はない。

最近、ビルゲイツが「次はオーストラリアでより強毒な人工ウイルスによるパンデミックが起こる可能性があり、豪州はそれに備えるべきである」と警鐘を鳴らしている。『彼の予言は驚くほど良く当たる』ので、今後も自然発生や人為的な新変異株の出現を監視し続ける必要がある。

【付録資料】

2022年後半からオミクロン(薄緑色から赤色)がほぼ100%になっている。Via:nextstrain.org 新型コロナウイルスは、細胞に侵入するスパイクや免疫回避に関するアミノ酸も変異しやすい。『強い複製エラー修復機能を持つ新型コロナが変異し続ける謎』を解くことができれば、効果的感染防止策を考えることが可能。新型コロナが家畜や野生生物で変異している可能性が考えられる。免疫力が落ちていたり免疫不全の感染者の中では、複製エラー修復機能を超える変異が急速に起きることがあるため、多種多様な変異が生じてオミクロンのように免疫回避能力の強い変異が拡大したとの考えもある。APOBEC酵素群が新型コロナの変異を加速させているとの考えもある。この酵素群はDNAやRNAの塩基変換(シトシン→ウラシル、グアニン→アデニン)機能を持ち、新型コロナのRNAが書き換えられて多種多様な変異が生まれている。感染者が増えると新型コロナの変異も加速し、新たな変異が生じる危険性がある。ヒトの感染者が増えれば、家畜や野生生物での変異も増える。「新型コロナウイルスが変異を続ければやがて病原性が低くなり、普通の季節性の風邪のようにおとなしくなる」というのは誤った考え方だ。病原菌が人類の都合良く変異する保証はどこにもないし、病原性が低いオミクロンが最後である保証もない。重要な事は各国が協力して新変異株の出現を監視し続けることだ。

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